ウメッシュを初めて飲んだのは
中学1年の夏。
バスケ部の練習後の事だったと思う。
(30年以上前の事だから時効?)
だけど、本当にウメッシュだったか
ちょっとわからなくなってきた。
類似品があったかもしれないし・・
でも、ウメッシュだった
という事で。
これって、未成年がのんでいいのかな?
本当は良くないのだろうから、
良い子はマネしないように!!!
でも、ノンアルコールだから。
さいきん、たまたま飲んでみたら
おいしくてハマっている。
やっぱり間違いない味。
子供は憧れる
お酒を飲むことに憧れる。
なぜなのだろう・・・
ご褒美
私が中学1年の夏のある日
もうよく覚えていないけど、
バスケ部の練習試合があった
日曜日の事。
たしか試合は早く終わって、
希望者のみ学校に戻って
自主練という事になった。
Mちゃんに誘われて、
私も自主練に参加した。
自主練なので
どんなことをするもの自由で
練習と言うよりは
少し遊びっぽい。
なのに、顧問の先生からすれば
練習試合の後に
わざわざ練習するために
中学校に戻った生徒は
熱心だなーーと・・・
「えらい!!」
なーんて思ったのかもしれない。
その時に自主練にいた
1年を呼んで
コンビニでジュースを買ってくるように
と、先生のポケットマネーを渡された。
1年はパシリだからね。
だけど、こういうの楽しい!!
学校内で活動しているのに
外に買い物に行くの
ワクワクする。
何買う?
コンビニで何のジュースを買うか・・
Mちゃんがすすめてきた。
「コレ、おいしいよ。お酒みたいなやつ」
「お・さ・け?💛」
だいたい、悪い話、
エロい話はぜんぶMちゃんに
教えてもらった。
Mちゃんは、なんでも知っている。
私と比べたら
めちゃくちゃ大人だった。
Mちゃんと私のは
ウメッシュにして
あとは適当に
ジュースを買って学校に戻った。
選ばれませんように・・・
さて、こうして体育館の隅に
お酒みたいなのは買ってませんって
顔して
全部のジュースを並べた。
練習は終了。
ウメッシュが飲める💛
だけど、当然選択権は先輩から。
私とMちゃんのウメッシュ
先輩がとってしまうんじゃないかと
ドキドキしていた。
目立たないように
離して
端っこに置いてある。
ソワソワしているのは私だけだった。
Mちゃんは意外と平気そう。
先生には、多分
ウメッシュを置いた瞬間に
バレていたと思う。
私のもくろみ
顔に書いてあったのだろう
「ウメッシュのみたい・・・」
そして、先生は
やけにニヤニヤしてこちらを見てくる。
ウメッシュを見つめる私の視線を
いちいち見逃がさなかった。
もう、バレバレだ。
ウメッシュは?
1年生が選ぶ番が回ってきた。
ウメッシュは・・・?
あった!!
この時初めて
ウメッシュを飲んだ。
お酒みたいだけど
お酒じゃない。
だけど、
ウメッシュ。
初めてのウメッシュは
ウメー(お決まりの反応)
ちょっといけない事しているような
高揚感と
先生のおごりと言う
特別感、お得感
いろいろな感情が
入り交ざった
大人な味だった。
さいごに
今、飲んでも
あの日初めて飲んだ
時のことを思い出す。
先輩に取られなくて良かった
って、あの時はそう思ったものだ。
今考えると
練習の後
ウメッシュを飲みたくなる
中学生なんて
いるわけないよね。笑
今週のお題「大人になったなと感じるとき」