小型二輪免許いよいよ。
とれるのか？
とうとう卒検の日が来た。
集合時間は13時。
大体１時間以上前には家を出ないと間に合わない。
電車の本数が少ないので。
この日も自宅の最寄り駅の近くの商業施設の脇に原付バイクを止めて駅に向かった。
とにかく緊張しまくっていた。
教習所のある駅に着いたときに、バイクのキーが無いことに気づく。
あーーーー
すぐに家に電話と、旦那にラインをして、
多分バイクに付けっぱなしだから、回収してほしいとお願いする。
本当に緊張していたのだろう。
卒検を受けるのは７人もいた。この時期は多いそうだ。
多分終わるのは３時過ぎると言われた。
１時間くらいで終わるものと思っていたので想定外だ。
試験の前に、教官から説明がある。
試験の流れと、どんなことに注意するのかという事。
一発OUTな事項も教えてくれた。
一本橋は落ちたらOUT。落ちずに渡れればＳＡＦＥ。
５秒以内だったとしても減点されるだけとのこと。
卒検を受ける全員が一番気になっていたことだと思う。
でもこのことは、先日YouTubeで見て知っていた。よしよし
そして試験開始。
私は３番目だった。
まず、教官に名前をフルネームで名乗るというのを忘れた。
そんなこと言われたっけ？
そして、前後確認→バイクに乗る→ミラーを合わせる→エンジン始動・・・・
ん、エンジンがかからない！？！？
あ、これは、もっとブレーキを強く握らないと駄目なやつだ。
あれ、違う…ヤバイ(;'∀')💦
イヤホンから聞こえてくるのは
「エンジンがかからないのは、キーを回してないからか・・・」
・・・キーでした。
キーに呪われている。
ようやくエンジン始動、ミラー見て→右ウインカー→後方確認→出発
しょっぱなから焦る。
最後の技能教習で、そこダメって言われたのと同じミスをしてしまった。
外周だから左に寄せて走行しないけないところを次が右折と思って右寄りを走行してしまった。
そして、クランクで足をつく。(今までそんなことなかったのに)
３０キロ走行のところを速度超過してしまう。(普段のくせか？)
「メーターみてますかぁ？？」
その言葉に動揺して、次がどこか一瞬忘れて
S字に向かうところで、急ウィンカー、急ハンドルになってしまった。
そんな凡ミスを繰り返し、半分、落ちたなと自覚した。
そこからは少し開き直っていたかもしれない。どうせ落ちたと。
いよいよ問題の一本橋だ。
その時、一番最初の教習の時の教官の言葉を思い出していた。
まず、あの時足をつきまくっていた私は
「おそすぎ！！」
と言われた。
もっとスピードを出さないとふらつくと。
乗ったらアクセルをゆるめる。膝を閉める。
自分が失敗してきた原因はスピードだと自己分析していた。
５秒以上を意識すると初めからスピードが遅くなりフラフラして落ちる。
だけど今日は、５秒よりも安定だ。
落ちなければよい。
早ければ減点されるだけなのだから。
どこを見てたかは全く覚えていないけど、一本橋からは落ちなかった。
足もつかなかった。
初めて感じる達成感
これが出来ただけでもいいや、そう思った。
この卒検でとにかく意識して行ったのが後方、左右の確認だ。
わざとらしいくらいキョロキョロしてやった。
最後にポールの位置で停車させるときは、ギリギリで思い出してウィンカー出した。
教官にはバレている。
まあ、ダメだろう。
バイクから降りるまでが試験。
そして、終了。では待合室で・・・・
そのあと、延々待たされた。待たされている間、ダメだった同士で話しが弾んだ。
次の卒検を受けるのに、技能教習1時限プラス卒検で1万かかるとかそんな話をしていた。
結局16時頃にようやく教官が待合室に入ってきた。
そして1番の人が名前をよばれ、廊下に出た。
一人ずつ言い渡されるのかとまた緊張した。
次に(私は3番目だったが)もっと後の人が呼ばれ廊下に。
これって・・・？？✨✨✨もしかしたら？
そうです。
ご・う・か・く
合格
私失敗しないんで‼️
なんてね。
ダメだと信じ切ってあきらめていたから本当に驚きだ。
飛び跳ねて喜びたいくらいだ。
🎉🎉🎉
絶対OUTなミスをしなければ
大丈夫？かもしれない。
凡ミスの積み重ねなら、まあ、大丈夫かもしれない。
なんかまぐれみたいだけど、喜んでいいんだよねーー🙌🙌
死ぬほど緊張していた。
数日前からソワソワだったから、気が抜けた。
合格したから言えるが、いろいろあったけど楽しかった⭐
ビールがうまい🍻
という訳で、これ最終回
めでたし めでてし
