私が小６の夏前まで住んでいた
アパートが取り壊されることが
決まったそうだ。
築５０年は過ぎているから
相当古いアパートではある。
今回の内容は未来の自分に向けたような
備忘録的な感じになってしまった。
子ども時代忘れたくない
子ども時代を過ごした
思い出のアパートが
なくなってしまうなんて・・・。
もう何十年も
訪れることもなかったけど
いざ、なくなると思うと
寂しいものだ。
なくなる前に
目に焼き付けておきたい。
忘れたくない思い出の場所。
だって、子ども時代って
特別なものじゃない？
自分の原点なんだけど、
自分ではあまり覚えてない。
その時かかわった友達や
大人から、
こんなんだったよって言われると
「そうなんだ～私って」
と、改めて自分を
知ることもあるよね。
そんな
私の子供時代の半分くらいは
一緒に過ごしたかもしれない
Nちゃんを誘った。
ココの住人もしくは、
ココの住人のお宅に
遊びに来たような顔をして,
しれーーっと
潜入した。
ちなみにNちゃんは
高校生になるまで
このアパートに住んでいた。
私は小６まで。
私が隣の学区に越したので
中学からは別々に
なってしまったが
その後もちょこちょこと
あったりはしていた。
それでも、Nちゃんとは
１０年ぶりの再会だった。
変わらない
久しぶりの元々の地元は
懐かしさも残っていたけど
かなり変わってしまっていた。
Nちゃんと私は
小学生のころに戻ったような
あの頃のまんまだった。
商店街
最寄りの駅で待ち合わせて
アパートまでの間にある
商店街を歩く。
二人でよく遊んだ商店街
商店街のタイルの枚数を
かぞえてたねーー
と言って、見ると
足元のタイルが
別の物に変わっていた。
ちょっとショック。
誰もいないような誰かいるような
怪しくて怖い、
なんのお店かわからない店
は無くなっていた。
あるときチラチラ見ていたら
中から誰かが出てきて
「キャーッ！！」
って叫んで逃げたんだって。
覚えてないなー💧
むかしは
子どもたちの憧れの店。
おいてあるものがすべて魅力的で
キラキラしていた文具屋さんは
古臭い。
錆びれてしまって
なんの魅力もない。
昭和レトロというよりは
昭和圏外。
軽くショックだった。
人間の老だなー。だなー。
思い出のアパート
外回り
いよいよ大本命の
アパートに到着する。
まずは外回りを一周した。
懐かしい。
むかしのままの非常階段の入り口。
商店が入っていた市場の入り口はもうない。
代わりに他の施設になっていた。
入り口
アパートの入り口は
むかしのままだった。
エレベーターホール
エレベーターホールから市場に通じる扉の前にはモノがおかれてもう使われていなかった。
幅の広い階段はそのままだった。
エレベーター
私たちはまず屋上に行った。
何十年ぶりのエレベーターが
狭く感じた。
行先階のボタンも変わっていた。
それ自体の位置が下の方になっていた。
当時、私の住む６階は一番上で
小さかった私は手が届かず
いつもエレベーターに乗れずに
階段で家に帰ったものだ。
屋上
屋上は二人でも
他の友達ともよく遊んだ場所。
太陽の観察、
自転車の練習
小学校入学式のあと写真をとったり、
布団をほしたり、
手つなぎオニして
転んで
おでこをすりむいたなーとか
焼却炉があったなーとか
謎のはしご、
私はこれが怖かった。
二人だけのヒミツの遊び
懐かしすぎた。
眼下に商店街のアーケード屋根が
見えたはずだが
今はビルが建っていて
全く見えなくなっていた。
私はその屋根が線路のように
見えていて
電車が通るのだとずっと思っていたが・・
６階
屋上のあとは
私の住んでいた６階に。
エレベーターホールの
６と書いてあるカベのところは
ジャンプしても手が届かなかった。
今は余裕で届く。
ヾ(o´∀｀o)ﾉﾜｧｰｨ♪
私が住んでいた部屋は
今はだれかが住んでいるのか？
カーテンは見えるけど
名前は書いていない。
懐かしい玄関。
Nちゃんと決めたドアのたたき方。
これで、Nちゃんだと分かるやつ。
ノックとチャイムの個別設定
懐かしい。
非常階段
非常階段で変な音を出して
カセットテープに録音したっけ。
非常階段は
薄暗くて、気味の悪い場所だった。
でも、それは場所の事なのに
そこで録音すると
「怖い音」になると思っていたな。
５階
Nちゃんの住んでいた
５階はあの頃からずっと
今でも住んでいる人が
けっこういるようだった。
表札を見ると分かる。
Nちゃんの家には当たり前だけど
知らない人の名前が書いてあった。
２階
階段を下りて
２階のひろーい踊り場につく。
二人で登校時に見た
巻きぐそのことは忘れられない。
これは強烈すぎる思い出なので。
今は「小便をしないように」
という張り紙があった
どんな場所なんだろうね。
fatbottomgirl.hatenablog.com
はてなブログ界で
自分でしたことがあると言う人がいて・・・
羨ましいーー。
小さい
すべてが懐かしい。
私は特に小６の記憶で終わっているので
すべてが小さく感じる。
本当はこんなに狭くて、
天井も低かったんだって・・・。
軽くショックだったな。
取り壊される前に
二人で
懐かしいこのアパートに来ることが出来て
本当に良かった✨
おまけ
同じクラスになった小３からは
毎朝一緒に登校していた。
５階に住むNちゃんが
わざわざ
６階の私の家に迎えに来る。
？？？変な話だね。
これがどういうことかお察し下され。笑
「行ってきまーす」
と私が言うと
「どこ行くんだー？」
と父が言う。
おやじのくしゃみくらいデカくて
爆発的な圧の声で言ってくるんだ。
なんか怖いでしょ。
で、Nちゃんはいつも
「学校に行くに決まってるじゃん
なんでそんなこと聞いてくるの？」
って心の中で言っていたんだって。
そんなダルイ朝のルーティーンがあったなんて
全く覚えていなかった。
ハハハハ。
先日、長男を学校に送って家に戻ると
リモートの夫が私に向かって
「どこ行ってきたの？」って・・・。
おやじのくしゃみの圧はないけど
・・・・。笑
Nちゃんが覚えていた
おやじのダルがらみを思い出して
可笑しくなった。
おやじあるある？
