隣のうちの話です！
これは、まさにホーム・アローン。笑。
隣のうちは旦那さんは外人で
奥様が日本人
子供は当然ハーフ
奥様以外、一見外人家族なのだ！
だからホーム・アローンってしっくりとくる。
不審者かと思った
夜の８時過ぎたころだったかな
突然「どんどんどんどん」って
乱暴な感じにドアをたたかれた。
こんな時間にいったい誰？
一瞬凍りつく。
思わず、その場にいた、
夫と次女と顔を見合わせて
「な・に・ご・と」
って声を出さずに
アイコンタクトした。
誰かがうちに嫌がらせ？
それとも、何かの抗議か？
めちゃ怖かった。
なんで
ピンポン押さないのだろう・・・
わざわざドアをたたくなんて
ありえん。
夫がモニターで玄関を確認すると
誰も映っていない。
だけど
声がきこえる。
あれ、
子供の声だ。
泣いてる？
「だれかいる？」って
泣き叫ぶみたいに言ってる。
で、すぐにドアを開けると
そこにはお隣のハーフの長男君が立っていた。
まだ５～６歳くらいの男の子なので
思っている以上に小さいの。
うちにもそんな小さな子供がいた時期があったのは
もう遠い昔みたいな気がしちゃう。
まさにホーム・アローン
お隣の長男君は
ちょっとぽっちゃりの
まあるい顔で
大きなまあるい目がかわいい
男の子
自称シャイ
で、話を聞くと要するに
ホーム・アローン
という事なのだ。
ここでは、ケビンと呼ぶことにしよう。
家にはお父さんもお母さんもいて、
ケビンはスマホをみてゴロゴロしていた。
お姉ちゃんもスマホを見て
すぐそばでゴロゴロしていたはずなのに
気付くと誰もいなかった。
まさに、ホーム・アローン状態！！
こんな怖い事ある？
こんなに幼い子供からしたら
これって、相当な恐怖よね。
今の私なら
ヾ(o´∀｀o)ﾉﾜｧｰｨ♪だけど。笑。
気付くと誰もいないって
私も幼い時に経験があるけど、
怖いし、怒りが湧いてきたな。
推理
お隣なので、こちら側の窓とかは見えるんだよね。
あの２階の窓は明かりがついているけど
誰かいないの？
って聞くと
お父さんの部屋で、誰もいないって。
車があるか確認したら、あった。
遠くには行っていない。
ケビンの家族はいったいどこへ行ってしまったのだろうね？
こんな時間に子供一人残してみんなで？
歩きで？どこ行く？
あ、そうか、わかった。
犬の散歩だ！！
ワンちゃんはいる？って聞いたら
いないって。
やっぱりね！！ビンゴだ。
すぐに戻るでしょう
散歩ならすぐに戻ってくるだろう・・・とホッとした。
みんなが戻るのを待ってたらいいので・・・・
うちにあがって待ってる？
外で遊んで待ってる？
このお姉ちゃんが遊んでくれるよ
（次女のこと）
と言ってみたけど
首をふるばかり
「僕、見つけに行きたい」って。
この言い方がまた、たまらない。
みつけにいきたい・・・笑笑
探しに行く、じゃなくてさ～
まあでも、むやみにうろついたら行き違いになるかもしれないし
ここはじっとしているに限るでしょ。
時間稼ぎじゃないけど
いつも散歩に行くのはどっち？
などと聞いたりしていたら
道路の方からかすかに声がきこえてきた。
男の人の低い声
しかも英語っぽい。
お父さんじゃね？
道の方をのぞくと
いる。
３人と一匹！
ケビン、一目散
あれ、ケビンのお父さんたちじゃない？
って言うと
ケビンにも英語を話す声が聞こえたみたいで
急いでうちの前の階段を下りた。
その下り方もかわいいんだよね。
ドテ、ドテって感じで
一段一段下りるの。
道に出て、３人と一匹を見つけると
一目散に走って行った。
その後ろ姿が
必死な感じで
ほほえましくて、笑える。
さいごに
隣のケビンは、前にもあったんだよ。
ホーム・アローン１
その時は
家の前で泣いていた。
ママーーーどこー？
って言ってたかな。
その時は
カギが無くて
家に入れなくて
困っているのかと思ったら
家には入れるんだけど
家に誰もいなくなっちゃったって
泣いていたんだよね。
(笑)
ケビンは家の中でも
一人っきりというのが怖くてしょうがないっぽい。
男の子あるある？
それとも、この年代の子供なら
みんなこんな感じかなぁ。
うちの長男も買い物について行くの嫌がって
一人で留守番したことがあった。
ちょうどケビンと同じ年ごろだった。
帰ってきて
家の玄関をあけると
そこに長男が。
膝を抱えて顔をうずめて泣いてるみたいだった事があってね
そんなのをおもいだしてしまったわ。
一人って怖いんだよね。
(ΦωΦ)ﾌﾌﾌ…
お隣のケビンは
今回、二度目だから
ホーム・アローン２。
本当のホーム・アローンは６まであるんだっけ？
こっちのケビンも
あと４回くらいあるかも。
