自己満足な日記or備忘録 akayamaqueen   

くだらないけど笑える日常がいい。  

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ぼっかさん 尾瀬 歩くだけ

ぼっかさんって知ってる?
ぼっかさん=歩荷さんとは
新種の妖怪ではないよ。



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尾瀬 写真ACより

ぼっかさん

私は尾瀬でその存在を初めて知ったのだけど
車の通る道のないようなところにある
山小屋に荷物を運ぶ人のこと。

その荷物が、山小屋で必要な
食糧や燃料なのだそうだ。
背負子というはしごみたいな荷物をのせて背負う道具に
段ボールを何個も積み重ねて運ぶのだ。

尾瀬の木道にはぼっかさんがいる。

すれ違うぼっかさんの背負う段ボールの数を
数えては感心していた。
最高〇個だったと・・・数はもう覚えていないけど
10個くらい?もっとあったのかな。

そして
その総重量が100キロ超えることもあるらしい。



あいさつは無し

そういう事なので、
挨拶は現金だ。厳禁だ。

ふつう、尾瀬などでは
「こんにちは!」ってすれ違う人同士
挨拶を交わすものだが、
ぼっかさんにはダメ。

声を出させることも
誰かに笑顔を向けさせるのも
気を遣わせるのも
させてはいけない。

赤ちゃんをおんぶして
一日過ごすのより大変だよね。
そりゃ声も出せないわ。

誰かのために重たい荷物を背負って
ただ黙々と歩くぼっかさんは
とてもカッコイイ。
私は少し憧れた。

この時別の理由で
私もぼっかさんになりたいなんて
思ったりもした。



大人の足なら3~4時間

尾瀬の入り口の鳩待峠から
山小屋のある見晴までは
大人の足なら
少々休憩も入れて
3~4時間くらい。

今、調べてみたけど、
どうやらそのくらいでたどり着けるようだ。
 間違ってたらごめんねごめんねー  

そうだったの?って改めて驚いてしまう。
どういう驚きかというと

意外と近い?って。




幼稚園児だと6~7時間

私が行ったのは今から10年以上も前で
子どもが幼稚園の時のことだ。
自由参加で泊まりの尾瀬ハイクに参加したのは
子どもたちに携帯の通じない大自然
体験させたかったから。
姉たちは小学生だったけど、
わざわざ学校休んで参加した。
そういう子たちも結構いたのだ。

だけど、
幼稚園児を連れて尾瀬の木道を歩くのは
相当な覚悟がいる。
ちょっと甘かったかも。
子どもは全然歩かないから。

小学生の参加の子たちは
若い先生が引率してとっとと
三条の滝を目指して行ってしまった。


幼稚園児が細い木道を一列に、その後ろに親が
テンポよく進んでいると思うと、急に誰かが止まる。
振り返って何かやっている。
大人に促されて、また進む。
こんな感じで
少し進んでは止まりを繰り返していると
本当に嫌になってくる。

エスカレーターが急に止まるみたいな感覚だ。

普通に歩かせてくれー
止まらずに歩きたい!!

だからかもしれない。
「ぼっかさんになりたい」ってちょっと思ってしまったのは

重い荷物をしょっても
もくもくと歩き続けられるなら
そうしたかった。


なので、大人が普通に歩くと
3~4時間のところ
結局6~7時間くらいかかって
山小屋に着くのだ。


ぼっかさんだったら
6時間はかからないだろう。



なんでぼっかさん?

なんで、いきなり尾瀬なのか?
ぼっかさんなのかというと、


歩くだけの人さんのブログを読んでいたら
なんとなくぼっかさんを思い出したので
sirhilltaylor.hatenablog.com
いつもたくさん歩いているなーとブログを読んでいたけど
重たい荷物をしょっているって?
それはまるでぼっかさんだな。
なーんてね。




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