自己満足な日記or備忘録 akayamaqueen   

くだらないけど笑える日常がいい。  

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何時まででも平気だよ。

私は子供の頃、「鍵っ子」だった。
別に何とも思ってなかったはずなんだけど。

私が母親になった時、
すぐに働きたいとは思わなかった。

私の両親は共働き。
私が小学校に行き始めてから、本格的に母も働き始めた。
私は毎日家の鍵を首から下げて学校に行った。
自営業だったが、自宅から離れたところが職場だった。
母の帰りはいつもそんなに早くない。
覚えてないのだが、20時頃だったのではと思う。
というのも、姉と二人で見ていたテレビを思い出すと
多分そのくらいの時間だろう・・・と。


私が子供の頃は、お母さんが働いているお宅は少なかったと思う。
友達のお母さんは、遊びに行くと
家にいて、おやつを出してくれる。
そのおやつが、ポテチなどのスナック菓子ではなく、
剥いた果物とか、明らかに包丁を使ったとか
ひと手間加えてあるものだったりした。

友達と遊ぶと、何時まで大丈夫?
と聞かれることもある。
そんなとき心の中では
「何時まででも平気だよ。」
と言うが
「6時くらいまで大丈夫だよ。」
と返事をする。
そもそも、そっちが6時だってダメでしょ

友達の家に遊びに行くと17時には友達のお母さんが家に送ってくれた。
一人で帰れるし、一人だったら走って帰るからすぐにつくのに・・・と
ありがたいけど迷惑だった。
人見知りだったから、話すこともないし。
だけど羨ましかった。

例えば、朝の登校の時には晴れていたのに
帰りには雨が降っている時
友達のお母さんたちが傘をもって校門で待っている。
わざわざ傘を持って迎えに来てくれている。
羨ましかった。
そんなときは学校の貸し出し用の黄色い傘を借りる。
事務室の前の用紙に名前を記入した。
私だけ、小学校名の書かれた黄色い傘をさして下校した。

私の小学校では公園当番と言うのがあった。
要するに、保護者による、公園で遊ぶ子供の見守りだ。
当番の保護者が17時頃金を鳴らして、公園内を回り
子供たちに帰りを促す。
あと、同じようなので、校庭開放というのもあった。
放課後の時間に校庭で遊ぶ子供の見守りだ。
その当番はPTA役員てなくても回ってくるらしい。
母も年に数回くらい、公園や、校庭にいることがあった。

それは、それは本当に嬉しかった。
お母さんがいる!!

少し寒くなってきた秋のある日に、
母が公園当番で、
夕方に母と手をつないで家に帰るなんてことは・・・
キセキ。



うちは、何時まででも遊んでられる。
いいでしょ!
お母さんが帰ってくるまでに家にいればいいんだから。
だから、全然寂しいとかはないんだよ。
そう思っていたはずなんだけど。



自分が母親になると
子供を保育園に入れて働きたいとは思わわなった。
下の子が小学校に入った時にようやく
仕事を探した。
だけど、フルタイムで働く気はない。
子供が学校から帰ってくる時間には家にいたかった。
「お帰りー」って玄関を開けたかった。
雨が降ったら校門まで傘もってお迎えに行きたかった。
おやつも出したかった。
お友達を家まで送ってあげたかった。

だから、そんなに働けない。

だけど、子供がいない時間に少し稼ぎたい!
そう思い始めた。
アルバイト程度でよい。

いざ、探し始めると
厳しい現実が・・・
私の年になると、バイト先すらも限られている。
電話で年齢を告げると断られることもしばしば・・・
自分の側の条件として
時間の事、土日勤務、夏休みなど
いろいろ考慮すると
選択の余地がなかった。
自分の条件に合うのが
ヘルパーくらいしかなかった。
ハッキリ言ってすごくやりたかったわけではない。
全く、志が低すぎて
ハズカシイ。

下の子が小学生になってから、ヘルパーの資格を取った。
今の事業所に決めたのは
「まず、家庭が優先で!」と言ってくれたから。

自分の子供たちは、私が働き始めて
寂しかっただろうか?



今は下の子が高校生だから、子供たちからすれば
帰ってきたときに私が家にいないと
ラッキーくらいに思っているかもしれない。
もしも、私がいなくて残念に思っていることがあるとすれば
車で迎えに来てもらいないってことだけだ。









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