「ハーフみたい」って私にとっては
最高の褒め言葉だったんだけど・・・
ハーフに憧れる。
とは言っても欧米人とのハーフ!
高校生の時、野球部のマネージャーになった。
その時、私と一緒にマネージャーになったのが同じ中学からの友達と
その友達の友達。
私からは他人。
お初にお目にかかる。
色白で、地毛が茶髪で目の色も茶色っぽい。
背も高い。
ぱっちり二重の可愛いというよりはキレイ女子。
そんな他人さんを見て、
「ハーフ?」
と、何も考えずに口から言葉が飛び出していた。
それは、もしも私が言われたら嬉しい
を通り越して、
バカにしとんのか?
どことのハーフだって?
欧米か?
と、キレてしまうところだけど・・・
だって、どこをどう見ても、こてこての日本人
もしくは中国人、韓国人、ベトナム人
いや、でもやっぱり嬉しい!
しかし、他人さんは、本当にキレイだし、
ハーフ?と言ったのは
半分以上は誉め言葉のつもりだった。
だけど、他人さんは
ムッとしてしまった。
ムッとしてしまったのには、それなりの訳があり・・・
ノー天気な私には知る由もない。
出会いはそんな険悪なムードになってしまったけど、
すぐに打ち解けて仲良くなったって。
それからは、
「ハーフみたい」
というのは
誉め言葉ではない時があることを知った。
月日が流れ、
・・・
自分の子供が
「ハーフみたい!」
と言われることがあった。
めちゃめちゃ嬉しかった。
まだ生後一年未満の次女だが、ベビーカーに乗せて
長女の幼稚園のお迎えに行った時に言われた。
自分がハーフ?と言われた訳じゃないのにね。
やっぱり最高の誉め言葉だと思った。
念のため
中国? 韓国?
欧米?
と確認したいところだけど
欧米とのハーフに違いないと勝手に決めていた。
ちなみに次女は赤ちゃんの時は
ハーフと言われることが何度かあったけど
今はない。
自らハーフに憧れると言っている。
やっぱりハーフに見られるって
嬉しい事なのだと実感した。
見えないこともないよ。
でも、ハーフは図々しいから
クオーターくらいにしておくか。